チャリティータオル販売までの舞台裏

目次

はじめに

私どもタオルワークスは、地方の小さな企業のネット販売部門です。
2022年3月11日にウクライナチャリティータオルを期間限定で販売開始致しました。

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たくさんの方にご購入いただきました。ありがとうございました。

今回は、地方の小さな企業がなぜチャリティーをするに至ったのか?その経緯や思いをお伝えできればと思います。

チャリティータオル販売開始までの流れ

2022年2月24日にウクライナ侵攻が始まりました。
私どもがチャリティータオルの販売を開始したのが、2022年3月11日13時。

3月9日(水)

チャリティーができないかという声が出たのが、3月8日(火)夕方18時半頃。LINEでの何気無いやり取りから始まりました。
9日になると、ザワザワと検討が始まりました。

タオルワークスでは名入れタオルを販売していますが、タオルへ印刷するとなるとデザインを考えたり、印刷・乾燥など製作するのに時間がかかってしまいます。
これらから、今回はタオルへは印刷しないで販売をすることにしました。

17時頃には、実施する場合のタオルの販売価格やセット内容が決定しました。

3月10日(木)

タオルのセットが決定したので、午前中にタオルの撮影開始。SNSやサイトで使うための画像加工も進めました。

また、webサイト(販売ページ)はとにかくスピード重視でシンプルに制作。機能面は最低限にして、細かい運用はメールで対応。予想した販売数からも、それで必要十分であると考えました。

Twitterのアンケート機能で個人でもタオルを使ってみたいという方が一定程度いらっしゃることがわかったので、翌11日にリリースすることになりました。

3月11日(金)

11日午前中に、細かい修正作業やSNSでの文章など考え、13時に緊急リリースとして発表。

チャリティーへの思い

地方の小さな会社がチャリティーをしたところで、何千万円も寄付できるわけではありません。

販売ページにも掲載しましたが、以下のような思いからチャリティーを致しました。

家族や友達との当たり前にある「日常」が、平和が、突然目の前から失われてしまう。連日の報道を目にするたびに無力感に打ちひしがれ、「何もできることがない」と悲観的になっていました。

「タオル」は日常に溶け込むアイテムです。

わたしたち一人ひとりにできることはとても小さく、限られています。それでも、小さくても、限られていても、出来ることをしようとチャリティータオルを緊急販売することにしました。「日常」を取り戻すために。

ウクライナ支援に便乗した詐欺も報道され始めた頃だったので、「善意の心を利用している」「全額ではないのであれば、結局は戦争を利用した金儲けなのではないか」といったご意見も頂きました。
また、ウクライナへの歴史的理解が無い、という点についてもご指摘頂きました。

まず前提として、私どもは、「ウクライナ」を支援しているのではありません。日常を破壊された人々の「日常を取り戻す」支援をしています。今回、日常を破壊された人々の多くがウクライナの方たちでした。

そしてもちろん、一時の寄付や支援で日常を取り戻すことはできません。支援は持続可能でなければなりません。

今回のチャリティーでは、「何かしたいと思っていたけど、何もできず苦しかった。行動のきっかけを与えてくれてありがとう。」といったお声をたくさんいただきました。

できる人が、できる時に、できる範囲で、できる事をする。

日常を祈っています。

SNSでの反応

Twitterで交流のある企業アカウントさん、個人のアカウントさんもご購入下さいました。
この度はありがとうございました😉

一部ツイートをご紹介させて頂きます。

https://twitter.com/toyoura_ec/status/1507952633377886213?s=20&t=IGjbGWs9JKmkWt23ppNsnA
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